みなさん、こんにちは。広島にあるクライム結婚相談所の倉益です。

今回は、代表カウンセラーってどんな人シリーズをお送りします。

私は幼少期から人見知りが激しく、人付き合いが苦手な性格でした。無難に大学を卒業し、そのまま就職。平凡に過ごしていましたが、26歳の時、人生の転機が訪れました。

親友が鬱病を患い、相談を受けるようになったのです。しかし当時の私には、どう接していいのか分からず、自分の無力さに苦しみました。「なんとか力になりたい」。その一心で本を読んだり、様々な情報を集めるうちに、興味深いセミナーの存在を知りました。

広島在住の私にとって、福岡県での開催。参加費3万円という金額も悩みましたが、思い切って参加を決意。ところが、会場に着いても中々入れません。「騙されているんじゃないか」と建物の前を行ったり来たり...。渾身の勇気を振り絞って飛び込んだ会場には30名ほどが集まっており、そこでコーチングを学ぶことになりました。

このセミナーでの体験は、私の人生を大きく変えることになります。その後１年間、県外も厭わず様々なセミナーに参加。次第にコミュニケーション能力も向上し、自身のトラウマも克服。何より、親友の鬱病も回復に向かいました。

それまでは親しい友人がたった3人だった私が、年齢も性別も職業も関係なく、多くの方々と深い繋がりを持てるようになりました。職場での人間関係も円滑になり、新しい出会いが楽しみになっていきました。

今でも初対面の方との出会いの前はドキドキします。でも不思議なことに、会った瞬間にその方の人となりが何となく分かるようになり、自然と会話を楽しめるようになりました。

32歳で独立し、そして40歳になった今、結婚相談所を運営するまでになりました。10年前の私には想像もできない展開です。振り返れば、親友の鬱病がきっかけとなり、今の自分があります。人との出会いの素晴らしさを知った私だからこそ、結婚という人生の大きな節目に関われる今の仕事に、深いやりがいを感じています。