プロポーズを受けたときは、あんなにうれしかった。
結婚が決まり、家族も喜んでくれている。
それなのに、夜になるとふと考えてしまう。
「本当にこの人と結婚して大丈夫なのかな」
「もっと自分に合う人がいるのでは?」
「結婚したら、今までの自分ではいられなくなる気がする」
幸せなはずなのに心が晴れないと、「こんな気持ちになるなら、結婚相手を間違えたのかもしれない」と不安になりますよね。
こんにちは。広島で婚活をサポートしている、クライム結婚相談所の倉益(くらます)です。
結婚相談所では、お見合いや仮交際の悩みだけでなく、真剣交際に進み、結婚が現実になってきた頃のご相談も少なくありません。出会った頃には気にならなかったことが急に心に引っかかったり、相手のちょっとした言葉から結婚生活を悪い方向へ想像してしまったりすることもあります。
こうした結婚前後の不安や気分の落ち込みは、一般に「マリッジブルー」と呼ばれています。マリッジブルーは正式な病名ではなく、結婚という大きな変化を前に心が揺れる状態を表した言葉です。
ただし、不安になる理由や心を落ち着かせる方法は、全員同じではありません。将来設計に矛盾がないか気になる人もいれば、自由を失うことが怖い人、両家の期待を背負いすぎて苦しくなる人もいます。
そこで今回は、MBTIの16タイプ別に、結婚前に抱きやすい不安と乗り越え方を整理しました。
この記事について
今回は「16タイプ全体編」です。
まずは16タイプそれぞれのマリッジブルーの傾向と、基本的な乗り越え方をまとめてご紹介します。各タイプの心の動きや具体的な会話例については、今後1タイプずつ個別の記事で詳しく掘り下げていく予定です。
自分の気持ちを整理したい方はもちろん、結婚を控えたパートナーの様子がいつもと違い、「どう声をかけたらよいのだろう」と悩んでいる方にも読んでいただきたい内容です。
MBTIについて
MBTIは、人を決めつけたり、結婚の成否を判定したりするものではありません。本記事では、性格の傾向を理解し、二人で話し合うためのヒントとして活用しています。同じタイプでも、不安の感じ方は一人ひとり異なります。
マリッジブルーは「結婚相手を間違えた証拠」ではありません
結婚すると、住む場所、家計、仕事、家事、姓、両家との付き合い方など、生活の多くが変わります。
どれだけ好きな相手との結婚でも、大きな変化を前にすれば、期待と不安が同時に生まれるのは不思議なことではありません。
特に、次のような時期は気持ちが揺れやすくなります。
- 真剣交際に進み、結婚を前提とした話が始まったとき
- プロポーズを受けた直後
- 両親への挨拶や両家顔合わせの前後
- 新居、家計、仕事について話し合ったとき
- 入籍日や結婚式の日程が決まったとき
- 同居を始め、生活習慣の違いが見えてきたとき
ただのマリッジブルーで片づけてはいけない場合もあります
不安をすべて性格やマリッジブルーのせいにするのは危険です。
次のような問題がある場合は、無理に気持ちを落ち着かせようとせず、一度立ち止まって確認する必要があります。
- 暴力、威圧、強い束縛がある
- 借金や大きなお金の問題を隠している
- 結婚、妊娠、退職、同居などを一方的に迫られている
- 大切な話をしようとすると、怒る、無視する、脅す
- 浮気、依存症、重大な嘘などが解決されていない
- 自分ばかりが我慢しなければ関係が続かない
また、眠れない、食べられない、何も手につかない状態が続くなど、日常生活に支障が出ている場合は、MBTIだけで解決しようとせず、医療機関や公的な相談窓口など、こころの専門家に相談することも大切です。
まずは一覧で確認|16タイプが結婚前に気になりやすいこと
| タイプ | 結婚前に気になりやすいこと |
|---|---|
| INTJ(建築家) | この結婚で、自分が思い描く将来を実現できるのか |
| INTP(論理学者) | 十分な根拠がないまま、一生の決断をしてよいのか |
| ENTJ(指揮官) | 相手と本当に生活や責任を分担していけるのか |
| ENTP(討論者) | 結婚によって可能性や自由が狭まらないか |
| INFJ(提唱者) | 二人が目指す未来や深い価値観が本当に一致しているか |
| INFP(仲介者) | 理想を諦め、自分らしさを失う結婚にならないか |
| ENFJ(主人公) | 周囲を喜ばせるために、自分の本音を後回しにしていないか |
| ENFP(運動家) | 結婚後も自由に挑戦し、自分らしく生きられるか |
| ISTJ(管理者) | お金や住居など、結婚生活の準備に抜けがないか |
| ISFJ(擁護者) | 家事や両家への気遣いを自分一人で背負うことにならないか |
| ESTJ(幹部) | 相手に生活力と責任感があり、安心して家庭を任せられるか |
| ESFJ(領事官) | 両家を含め、みんなが納得し祝福してくれる結婚になるか |
| ISTP(巨匠) | 結婚しても一人の時間や自由を守れるか |
| ISFP(冒険家) | 穏やかな自分らしさや大切な価値観を守れるか |
| ESTP(起業家) | 結婚によって行動の自由や楽しさが失われないか |
| ESFP(エンターテイナー) | 結婚後も愛情や楽しさに満ちた毎日を送れるか |
ここからは、タイプごとに具体的に見ていきましょう。
分析家タイプのマリッジブルー
INTJ(建築家)|将来設計に小さな矛盾を見つけると不安になる
INTJは、結婚式そのものより、その先に続く生活を長い目で考えます。
住む場所、仕事、家計、子ども、老後まで頭の中でシミュレーションし、「この人となら、自分が思い描く未来へ進めるだろうか」と確認します。
例えば、新居について話しているとき、相手から「そのとき考えれば何とかなるよ」と言われたとします。相手に悪気がなくても、INTJは「重要な決断を自分一人で背負うことになるのでは」と不安になることがあります。
乗り越えるには
不安を頭の中だけで膨らませず、「分かっている事実」「まだ決まっていないこと」「自分の予想」の3つに分けて書き出してみましょう。完璧な人生設計を作るのではなく、まずは今後3年程度の住居、仕事、家計について話し合うのが現実的です。
パートナーができること
「考えすぎだよ」と片づけるより、「何が一番気になっている?一緒に整理しよう」と声をかけてください。すべての答えを持っている必要はありません。分からないことも含めて、一緒に考える姿勢が安心につながります。
INTP(論理学者)|一生の決断に100%の正解を求めてしまう
INTPは、納得できるまで考えたいタイプです。
しかし、結婚には「この条件なら絶対に幸せになれる」という証明がありません。そのため、考えれば考えるほど新しい疑問が生まれ、決断できなくなることがあります。
例えば、家計管理の方法や住居費を細かく調べているのに、自分の気持ちについてはなかなか話さない。そんな姿を見て、パートナーは「結婚したくないのかな」と誤解するかもしれません。実際には、失敗しないために真剣に考えている場合もあります。
乗り越えるには
「絶対に正しい結婚か」ではなく、「二人で問題が起きたときに話し合えるか」を判断基準に変えてみましょう。結婚に必要なのは、未来をすべて予測することではなく、予想外の出来事に二人で対応する力です。
パートナーができること
感情的に結論を迫るより、「お金」「住居」「一人の時間」など、テーマを一つずつ区切って話す方が本音を引き出しやすくなります。考える時間を渡したうえで、話し合う日を決めておくことも有効です。
ENTJ(指揮官)|自分ばかりが結婚準備を進めていると感じる
ENTJは、目標が決まると素早く行動します。結婚が決まれば、顔合わせ、新居、手続き、家計などを効率よく進めようとするでしょう。
その一方、相手の動きが遅かったり、何を聞いても「任せるよ」と言われたりすると、「この人と一緒に家庭を運営できるのか」と一気に不安になることがあります。
例えば、ENTJが新居候補や予算を調べているのに、パートナーが何も決めようとしない。すると、準備の遅れが「愛情や覚悟の不足」に見えてしまうことがあります。
乗り越えるには
結婚準備の進み具合と、相手の愛情を同じものとして考えないことが大切です。相手が苦手な作業まで完璧に求めるのではなく、得意分野に応じて担当を分けましょう。また、予定や条件だけでなく、「どんな家庭にしたいか」も言葉にしてください。
パートナーができること
受け身にならず、自分が担当することを具体的に引き受けましょう。「今週中に候補を3つ調べる」など、行動で示すと安心につながります。同時に、ENTJが背負っている責任に対して感謝を伝えることも大切です。
ENTP(討論者)|結婚すると可能性が閉じるように感じる
ENTPは、新しい可能性や変化に心が動きます。結婚を楽しみにしていても、日程や住居などが次々に確定すると、「もう別の選択肢を選べない」という窮屈さを感じることがあります。
例えば、結婚式場を決めた直後に別の案を思いつき、「やっぱりこちらの方がいいかも」と変更したくなる。パートナーから見ると優柔不断に映りますが、ENTPにとっては、より良い可能性を探している状態です。
乗り越えるには
結婚を「自由の終わり」ではなく、「二人で新しい可能性を作る始まり」と捉え直してみましょう。結婚後も続けたい趣味、挑戦、友人関係を話し合い、二人の生活の中にあらかじめ余白を作ることが大切です。
パートナーができること
すべてを細かく管理しようとすると、不安が強くなることがあります。「ここは二人で守る」「ここはそれぞれ自由にする」という境界線を決めましょう。ただし、変更を繰り返して準備が進まない場合は、決定期限を一緒に決める必要があります。
外交官タイプのマリッジブルー
INFJ(提唱者)|二人が目指す未来にわずかな違いを感じる
INFJは、表面的な条件だけでなく、「この人とどんな人生を歩むのか」を深く考えます。
相手の言葉や態度から小さな違和感を感じ取ると、それを10年後、20年後の問題へ結びつけて考えることがあります。
例えば、両親への挨拶でパートナーが何気なく言った一言が心に残り、「家族に対する考え方が違うのでは」と一人で悩み続けることがあります。周囲が結婚を喜んでいるほど、自分の不安を言い出せなくなる場合もあります。
乗り越えるには
「自分の気持ち」「相手の気持ち」「家族や周囲の期待」を分けて考えましょう。漠然とした違和感を抱えたままにせず、「あの言葉を聞いて、私はこういう将来を想像して不安になった」と、具体的な場面に戻して伝えることが大切です。
パートナーができること
すぐに答えを出させようとせず、静かに考えられる時間を作ってください。「結婚したくないの?」と二択で迫るより、「どんな未来になることが一番怖い?」と聞く方が、本音に近づきやすくなります。
INFP(仲介者)|理想を諦める結婚にならないか迷う
INFPは、自分の価値観や心からの納得を大切にします。
結婚が現実になると、理想として思い描いてきた夫婦像と、目の前の生活との違いが気になり、「このまま進んだら、自分らしさを失うのでは」と不安になることがあります。
例えば、結婚式の希望を軽く受け流されたことがきっかけで、「この人は私の気持ちを大切にしてくれないのかもしれない」と、結婚生活全体への不安に広がることがあります。
乗り越えるには
「絶対に譲れない価値観」と「できれば叶えたい希望」を分けてみましょう。理想どおりではない部分があっても、相手が話を聞き、行動を変えようとしてくれるなら、二人で関係を育てる余地があります。
パートナーができること
「そんなことで悩むの?」と否定しないことが大切です。出来事の大きさではなく、その出来事がINFPにとって何を意味したのかを聞いてください。気持ちを理解したうえで、現実的な着地点を一緒に探しましょう。
ENFJ(主人公)|みんなを優先しすぎて自分の本音が分からなくなる
ENFJは、パートナーや家族が喜ぶ姿を見ると、自分もうれしくなるタイプです。
しかし、結婚準備でも周囲の希望を優先し続けると、ある日突然、「私は本当にこの結婚を望んでいるのだろうか」と分からなくなることがあります。
例えば、両家の日程を調整し、パートナーの希望に合わせ、式の準備も引き受けているうちに心身ともに疲れてしまう。その疲れを、結婚相手への気持ちが冷めたのだと勘違いすることもあります。
乗り越えるには
誰かの希望を聞く前に、「私はどうしたい?」と自分に問いかける時間を持ちましょう。すぐに「大丈夫」「それでいいよ」と答えず、一度持ち帰るだけでも本音を確認しやすくなります。準備を人に任せ、休むことも必要です。
パートナーができること
ENFJの「大丈夫」をそのまま受け取らず、「本当はどうしたい?」と確認してください。感謝を伝えるだけでなく、準備や家族対応を具体的に分担することが大切です。
ENFP(運動家)|結婚によって自由や自分らしさを失いそうになる
ENFPは、結婚に夢や可能性を感じる一方で、一つの道を選ぶことによって、ほかの可能性が閉じてしまう感覚を持つことがあります。
例えば、結婚に伴って引っ越しや転職が必要になったとき、「この人は好きだけど、自分の人生まで決められてしまうのは違う」と迷い始めることがあります。
乗り越えるには
結婚後も続けたい仕事、趣味、人間関係、挑戦を書き出し、パートナーと共有しましょう。相手への不安なのか、生活が変わることへの不安なのかを分けることも重要です。
パートナーができること
不安を「愛情がない証拠」と決めつけないでください。結婚後もそれぞれが挑戦できる時間やお金の使い方を話し合うと、自由と結婚を両立できるイメージが生まれます。
番人タイプのマリッジブルー
ISTJ(管理者)|準備不足や曖昧な約束が不安になる
ISTJは、見通しを立て、責任を持って物事を進めたいタイプです。
入籍日、住居、予算、必要な手続きなどが曖昧なままだと、「この結婚は本当に大丈夫なのか」と不安が強くなることがあります。
例えば、引っ越しの日が近いのに、相手が必要な手続きを後回しにしている。小さな遅れでも、「結婚後も約束を守ってくれないのでは」と感じる場合があります。
乗り越えるには
必要なことを一覧にして、担当と期限を決めましょう。ただし、予定外の変更が起きることも想定し、予備日や代替案を作っておくと安心できます。予定が崩れたことと、結婚そのものの失敗を結びつけないことも大切です。
パートナーができること
口約束だけにせず、予定や費用を具体的に共有してください。変更がある場合は早めに伝え、「なぜ変わったのか」「次にどうするのか」まで説明すると信頼につながります。
ISFJ(擁護者)|家事や両家への気遣いを一人で背負いそうになる
ISFJは、相手や家族が安心できるように細やかに動きます。その反面、自分が我慢すれば丸く収まると思い、負担を抱え込みやすいところがあります。
例えば、住む場所も結婚式も相手側の希望に合わせ、「私はどこでも大丈夫」と答えていたものの、入籍が近づくにつれて眠れなくなる。自分でも何が嫌なのか分からなくなることがあります。
乗り越えるには
家事、家計、仕事、両家への連絡など、結婚後に発生する負担を書き出し、「誰が担当するか」を具体的に話し合いましょう。「嫌だ」と言うことは、相手を拒絶することではありません。
パートナーができること
「大丈夫?」だけでは、ISFJは「大丈夫」と答えてしまうかもしれません。「新居の場所はAとBならどちらが落ち着く?」「両親への連絡は私が担当しようか?」など、具体的に聞いてください。
ESTJ(幹部)|相手の責任感や生活力に不安を感じる
ESTJは、結婚を現実の共同生活として捉えます。好きという気持ちだけでなく、仕事、家計、家事を二人で安定して回せるかを重視します。
例えば、結婚後の貯蓄について話したとき、相手から「何とかなるよ」と返されると、「この人に家庭を任せて大丈夫なのか」と不安になることがあります。
乗り越えるには
相手を採点するのではなく、得意・不得意を踏まえて役割を決めましょう。生活能力が同じでなくても、責任を持って補い合える関係なら家庭は成り立ちます。条件の確認だけでなく、困ったときにどう助け合いたいかも話してください。
パートナーができること
曖昧な返事より、収入、支出、貯蓄、担当できる家事などを具体的に伝えましょう。約束したことを行動に移す姿勢が、ESTJにとって大きな安心材料になります。
ESFJ(領事官)|両家や周囲が喜ぶ結婚になるか気になる
ESFJは、二人だけでなく、家族や周囲との調和も大切にします。
両家の意見がぶつかったり、誰かが結婚に難色を示したりすると、「このまま結婚してみんな幸せになれるのだろうか」と悩みやすくなります。
例えば、結婚式について双方の親の希望が合わないだけでも、「結婚後もずっと家族同士がうまくいかないのでは」と不安になることがあります。
乗り越えるには
全員を100%満足させることは難しいと知り、まず二人の希望を決めましょう。「二人で決めること」と「家族に相談すること」の線引きを作ると、周囲の意見に振り回されにくくなります。
パートナーができること
家族との調整をESFJ一人に任せないでください。「これは二人で決めたこと」と一緒に説明し、夫婦として同じ側に立つ姿勢を見せることが安心につながります。
探検家タイプのマリッジブルー
ISTP(巨匠)|一人の時間や自由がなくなることを心配する
ISTPは、必要以上に干渉せず、それぞれが自立した関係を好みます。
結婚後の連絡頻度や休日の過ごし方を細かく決められると、「これからずっと管理されるのでは」と窮屈さを感じることがあります。
例えば、同居を始めてから毎日の帰宅時間や予定の報告を求められ、急に結婚生活が重く感じられるようになることがあります。
乗り越えるには
自由がなくなると決めつけるのではなく、一人で過ごしたい時間、共有しておくべき予定、連絡が必要な場面を具体的に話し合いましょう。曖昧な不満より、ルールを少なく明確にする方が安心できます。
パートナーができること
愛情を確かめるために頻繁な連絡を求めるより、「遅くなるときは連絡してほしい」など、必要なことを簡潔に伝えてください。一人の時間を尊重することは、心が離れているという意味ではありません。
ISFP(冒険家)|穏やかな自分らしさを失うことが怖くなる
ISFPは、自分の感覚や大切にしている価値観を静かに守ります。争いを避けるために本音を飲み込みやすく、結婚が近づいた頃に不安が一気に表面化することがあります。
例えば、本当は相手の実家の近くに住むことへ抵抗があるのに、「嫌われたくない」と言えないまま話が進み、直前になって距離を置いてしまうケースです。
乗り越えるには
「何となく嫌」という感覚を否定せず、住居、家族との距離、生活ペースなど、何に反応しているのかを一つずつ言葉にしましょう。一度にすべてを話すのが難しければ、最も気になることから伝えて構いません。
パートナーができること
すぐに結論を迫らず、安心して話せる時間を作りましょう。「嫌なら全部やめる?」と極端に聞くのではなく、「住む場所と親との距離なら、どちらがより気になる?」と選択肢を絞ると話しやすくなります。
ESTP(起業家)|結婚が急に重い契約のように感じられる
ESTPは、目の前の出来事に柔軟に対応し、行動しながら考えることが得意です。
ところが、入籍、住宅、保険など長期的な決定が一度に押し寄せると、結婚が自由を制限する重い契約のように感じられることがあります。
例えば、プロポーズまでは勢いよく進んだのに、書類やお金の話が始まった途端、予定を先延ばしにしたくなることがあります。
乗り越えるには
何年先まですべて決めようとせず、まず今月決めること、半年以内に決めることに分けましょう。面倒な準備から逃げ続けるのではなく、小さな行動にして一つずつ終わらせることが大切です。
パートナーができること
長い説明で追い詰めるより、選択肢を2つか3つに絞り、一緒に行動しながら決めると進みやすくなります。準備の話だけでなく、二人で楽しむ時間も残してください。
ESFP(エンターテイナー)|結婚準備で愛情や楽しさが消えたように感じる
ESFPは、二人で笑い合えることや、愛情を身近に感じられることを大切にします。
結婚準備がお金や手続きの話ばかりになり、デートや会話が減ると、「結婚したら毎日こんなに堅苦しくなるのかな」と不安になることがあります。
例えば、結婚式の予算でもめた後、相手が現実的な話しかしなくなり、「以前より愛されていない」と感じてしまうことがあります。
乗り越えるには
現実的な準備を避けるのではなく、予算や役割を見える形にして短時間で話し合いましょう。そのうえで、結婚準備とは関係のないデートや楽しみも予定に入れ、二人の関係そのものを置き去りにしないことが大切です。
パートナーができること
お金や手続きの話だけで終わらせず、「一緒に暮らせることを楽しみにしている」と言葉にしてください。現実的な話と愛情表現の両方があることで、ESFPは安心しやすくなります。
どのタイプにも共通する、結婚前に確認したい7つのこと
MBTIタイプが何であっても、次の項目は結婚前に話し合っておきたい内容です。
- 住居:どこに住むか、通勤や引っ越しをどう考えるか
- お金:収入、貯蓄、借入、生活費、自由に使えるお金
- 仕事:転職、働き方、家事や育児との両立
- 家事:得意・不得意、担当、忙しいときの助け合い
- 子ども:希望の有無、時期、育て方についての考え
- 両家との関係:帰省、連絡、介護、どこまで相談するか
- 二人の時間と一人の時間:休日、趣味、友人、連絡頻度
すべての意見が一致する必要はありません。
不安を伝えるときの会話例
マリッジブルーのときは、「結婚したくない」と「結婚に不安がある」が混ざってしまいがちです。
次のように伝えると、相手を必要以上に傷つけず、話し合いを始めやすくなります。
伝え方の例
「あなたと結婚したくないと決めたわけではないの。住む場所が変わることを考えると、自分の生活を失いそうで不安になっている。一緒に整理する時間を作ってほしい」
パートナー側は、すぐに不安を消そうとせず、次のように返してみてください。
パートナーの返し方
「不安にならないで」ではなく、
「どの部分が一番不安?今すぐ答えを出さなくていいから、一緒に考えよう」
まとめ|マリッジブルーは、二人の結婚を見直すための時間
結婚前に迷いが生まれたからといって、すぐに「この人は運命の相手ではない」と結論づける必要はありません。
マリッジブルーは、これまで恋人同士だった二人が、生活を共にする夫婦へ変わる途中で生まれることがあります。
INTJなら将来設計、INFPなら価値観、ISFJなら負担、ISTPなら自由というように、タイプによって不安が向かいやすい場所は異なります。しかし、その不安が教えてくれるのは「結婚をやめるべき」という答えではなく、「ここを二人で話しておきたい」という課題かもしれません。
「性格の違いから来る一時的な不安なのか」
「結婚前に本当に確認すべき問題なのか」
一人で考えても整理できないときは、第三者に話すことで見えてくることもあります。
クライム結婚相談所では、MBTIだけで相性を決めるのではなく、お二人の価値観や実際の言動、結婚後に希望する生活まで丁寧に伺いながら、気持ちの整理と話し合いをサポートしています。
この記事は、16タイプ全体を見渡すためのまとめ編です。今後は、16タイプそれぞれのマリッジブルーについて、具体的な事例や会話例を交えながら、1タイプずつ詳しくご紹介していきます。

