婚活と趣味|データから考える
趣味の話から、
結婚後の暮らしを想像してみませんか。
「趣味が合わないと、交際は難しい?」「ゲームや推し活が好きだと、婚活で不利になる?」
気になるのは、趣味の名前だけでは分からないお金・時間・人との距離感。調査の数字を手がかりに、二人で楽しみを続けるための話し方を考えます。
こんにちは。広島のクライム結婚相談所の倉益(くらます)です。
趣味が合うと、最初の会話が弾みやすいですよね。でも、趣味が違うという理由だけで、出会いの可能性を狭める必要はないと私は考えています。
知っておきたいのは、お互いの楽しみを大切にしながら、家計や休日の使い方について話し合えるかどうか。今回は、IBJ結婚みらい研究所がブライダルネット会員379人に行った調査をもとに、そのヒントをご紹介します。
この記事で押さえたい3つのポイント
- 97.6%の内訳は、「趣味によっては」67.8%と「どのような趣味でも」29.8%。
- 受け入れにくい要素の上位は、ギャンブル性79.9%・金銭的負担77.0%。
- 結婚後、相手が趣味に使える月額の上限は、「1万円〜3万円未満」が48.5%で最多。
1.「趣味が違っても魅力的」97.6%。その内訳が大切です
「自分と全く違う趣味を持つ相手でも、魅力的だと思いますか?」という質問では、肯定的な回答を合わせると97.6%でした。まずは、その中身を見てみましょう。
違う趣味の相手に、魅力を感じる?
自分と全く違う趣味を持つ相手でも、魅力的だと思うか|単一回答・379人
棒の長さは、すべて0〜100%の同じ尺度です。
67.8%は「相手の趣味によっては」と答えています。97.6%という数字を「どんな趣味でも受け入れてもらえる」と読むと、この大きな違いが抜け落ちてしまいます。
婚活では、趣味の一致を確かめる会話から一歩進めて、「どんなところが楽しいのか」「どんなふうに楽しんでいるのか」まで聞いてみてください。自分に馴染みのない趣味でも、その人の楽しみ方を知ると、印象が変わることがあります。
2.一緒だと嬉しい趣味は「旅行・料理・グルメ」
結婚相手・交際相手に「持っていてほしい・共通だと嬉しい」趣味では、旅行56.5%、料理47.2%、グルメ38.3%が上位でした。
共通だと嬉しい趣味
相手に持っていてほしい・共通だと嬉しい趣味|上位3つまで選択可・379人
回答者に占める割合。棒の尺度は0〜100%。複数選択のため合計は100%を超えます。
上位の趣味は、「休日に一緒に出かける」「食卓を囲む」場面を想像しやすいものです。婚活の会話でも、二人でどんな時間を過ごせそうかを話題にすると、次のデートの提案につなげやすいと思います。
たとえば旅行なら、行ってみたい場所や旅の予算。料理なら、作る楽しさに加えて、結婚後の毎日の食事をどう分担するか。「料理が趣味」と「日々の食事を担当できる」は別の話なので、ここは丁寧に話しておきたいところです。
ゲーム11.3%・推し活6.6%は「嫌われる割合」ではありません
この質問は、共通だと嬉しい趣味を上位3つまで選ぶものです。選ばれなかったことを、その趣味への拒否と捉えることはできません。
プロフィールでも、好きな趣味を消す必要はありません。楽しみ方と、一緒に過ごしたい時間を添えると、相手があなたとの休日を想像しやすくなります。
ゲームが好きな方のプロフィール文の例
休日はゲームを楽しんでいます。お互いの好きなことを大切にしながら、食事やお出かけも一緒に楽しめたら嬉しいです。
自分の実際の過ごし方や希望に合わせて、言葉を調整してください。
3.受け入れにくいのは、趣味に伴う負担や不安
相手の趣味で「許容しにくい」と感じる要素は、ギャンブル性79.9%、金銭的負担77.0%が上位。人間関係や時間、物の増加も挙がっています。
相手の趣味で受け入れにくい要素
結婚相手・交際相手の趣味として許容しにくい要素|複数回答・379人
回答者に占める割合。棒の尺度は0〜100%。複数回答のため合計は100%を超えます。
ギャンブル性を選んだ割合は、男性74.8%、女性92.7%で、差は17.9ポイントでした。男性270人・女性109人という今回の回答者では、男女とも多くの人が懸念する要素だったと分かります。
ここから婚活で考えたいのは、趣味による出費や暮らしへの影響を、相手に説明できるかということです。金額、頻度、付き合う人、収納する場所まで分かると、話し合う内容が具体的になります。
「休日を全て費やす」36.7%という項目も、休日に趣味を楽しむこと全般を指しているわけではありません。一人で楽しむ時間と、二人で過ごす時間を、どちらも予定に入れられるかが話題になります。
異性との出会いが多い趣味については、どんな交流ならお互いに安心できるかを確認しましょう。物が増える趣味なら、共有スペースと収納の範囲も相談できます。相手だけに制限を求めるのではなく、二人が納得できる形を考えることが大切です。
4.趣味の予算は、月額から年間の家計へ
結婚後、パートナーが1か月に趣味へ使っても良いと思う上限金額では、「1万円〜3万円未満」が48.5%で最多でした。
結婚後、相手の趣味に認めたい月額の上限
パートナーが1か月あたり趣味に使っても良いと思う上限金額|単一回答・379人
棒の尺度は0〜100%。四捨五入により、表示値の合計は99.9%です。
81.2%の中には、「5千円未満」「5千円〜1万円未満」を選んだ人もいます。みんなが月3万円近くまで使って良いと考えている、という意味ではありません。また、この数字は今回の回答者の希望であり、二人の家計に当てはめる一律の基準にはできません。
話し合うときは、収入や固定費、貯蓄の目標と合わせて考えてみましょう。毎月の出費だけでなく、遠征・旅行・道具の購入など、まとまった出費がある月も含めて確認するのがおすすめです。
月2万円を、年間で考えると?
1人が月2万円なら
月2万円 × 12か月 = 年24万円
2人がそれぞれ月2万円なら
年間の合計は48万円
月ごとの金額に加えて、年間で見ると、貯蓄や二人の旅行に使うお金との関係も話しやすくなります。自分と相手、それぞれの楽しみに使える予算を一緒に考えてみてください。
※上記は計算例です。調査の平均支出額を示したものではありません。
5.趣味の違いを、会話のきっかけにする3つのステップ
① まずは「どんなところが好き?」と聞く
ルールや専門用語を知らなくても、興味を持つ会話はできます。作品の世界観、達成感、仲間との交流など、何を楽しんでいるのか聞いてみましょう。
「始めたきっかけは何ですか?」
「どんな瞬間が一番楽しいですか?」
② 興味が湧いたら、短い体験を一緒に楽しむ
映画を1本観る、遊びやすいゲームを試す、好きな料理を一緒に食べる。初めての人も参加しやすい楽しみ方から提案してみてください。
同じ熱量になる必要はありません。一緒に楽しむものと、それぞれで楽しむものがあっても良いと思います。
③ 交際が深まったら、暮らしの具体的な話へ
- お金:毎月の予算と、旅行・ライブ・購入などの臨時出費。
- 時間:一人で楽しむ休日と、二人で過ごす休日の組み合わせ。
- 人間関係:趣味の仲間との交流について、お互いが安心できる距離感。
- 家のスペース:道具やコレクションの収納と、共有する場所の使い方。
お互いの希望を出し合い、生活が変わったときには見直せる形にしておくと、楽しみを続けるための相談がしやすくなります。
家族それぞれの「行きたい」を組み合わせた大阪旅行
先日の大阪旅行では、妻とお義母さんが行きたかったIKEA鶴浜や万博記念公園の太陽の塔へ。5歳の息子は、我孫子道車庫で大好きな路面電車をマイカメラで撮影して、嬉しそうにしていました。
行きたい場所を組み合わせると、家族それぞれの楽しみがある旅になります。デートでも、お互いの希望を聞きながら予定を考える時間そのものが、相手の大切にしていることを知る機会になると思います。
趣味の違いが気になったときは、その人が何を楽しみ、二人の暮らしをどう考えているのか、少しずつ会話を重ねてみてください。
趣味や価値観の違い、どう伝えるか迷ったら
「プロフィールに趣味をどう書こう?」「交際相手とお金や休日の話をするタイミングが分からない」。そんな迷いも、クライム結婚相談所へお気軽にご相談ください。
あなたの楽しみや希望を大切にしながら、相手に伝わる言葉や、確認しておきたいことを一緒に整理します。
無料相談・お問い合わせはこちら調査概要・出典
- 調査主体:IBJ結婚みらい研究所
- 対象:ブライダルネット会員379人(男性270人・女性109人)
- 調査方法:オンライン調査
- 調査期間:2026年8月17日〜8月23日
- 元記事の公開日:2026年9月24日
割合は公表値を使用しています。四捨五入により合計が100%にならない場合があります。複数回答の割合は回答者数を分母としており、合計は100%を超えます。
今回の調査は回答者の意識を尋ねたもので、趣味の一致と成婚率の関係を示すものではありません。図はクライム結婚相談所が独自に制作し、データの説明に加えて、婚活での会話やプロフィールへの活かし方を提案しています。

