婚活の悩み|結婚前の家事分担
「家事は協力するよ」を、具体的な暮らしの話に。
結婚前の家事分担は、「誰が・いつ・どこまで担当するか」を、普段の暮らしと照らし合わせて話すと具体的になります。忙しい日の対応や見直し方まで、少しずつ相談してみましょう。
こんにちは。広島のクライム結婚相談所の倉益(くらます)です。
「結婚したら、家事は協力したいと思っています」
婚活中のお相手からそう聞くと、うれしいですよね。ただ、「協力する」がどんな分担を意味するのかは、お互いに違うかもしれません。
「細かく聞いたら、相手を疑っているように思われないかな?」
「料理が得意ではないけれど、どう伝えたらいいんだろう?」
そんな方に向けて、今回は結婚前に家事分担を話し合うときの、5つの質問をご紹介します。一度に全部聞く必要はありません。普段の会話から始めてみてくださいね。
家事分担の話は、普段の生活から始めよう
お見合いや交際の初期なら、まずは今の生活を知る会話からで大丈夫です。
仕事の日は夕食をどうしているか、休日は何をして過ごすか。自分の暮らしも伝えながら聞くと、お互いの生活を知る会話になります。
切り出し方の例
「仕事の日は、帰ってからごはんを作る時間がなかなか取れなくて。〇〇さんは、普段の夕食はどうしていますか?」
関係が深まり、結婚を具体的に考える段階になったら、二人の帰宅時間や休日を思い浮かべながら、分担の話へ進めていきましょう。
自分が大切にしたい暮らしを伝え、相手の考えも聞く時間にしてみてください。希望が違うところも、これから相談していくための大切な手がかりになります。
結婚前に聞いておきたい、家事分担の5つの質問
ここからは、具体的な質問と会話例です。ご自身の生活や気持ちに合う言葉へ置き換えて使ってみてください。
①「普段、どんな家事を自分でしていますか?」
「家事はできますか?」だけでは、何をどのくらいできるのかがわかりにくいものです。
料理、洗濯、掃除、買い物など、普段担当していることを具体的に聞いてみましょう。
「休日の洗濯と掃除は自分でしています。〇〇さんは、普段どんな家事をしていますか?」
できることに加え、苦手なことや、これから覚えたいことも共有できると、分担を考える材料になります。
②「仕事の日の夕食は、どうしたいですか?」
休日に料理を楽しむことと、仕事のあとに毎日食事を用意することでは、かかる負担も違います。
帰宅時間や自炊をしたい頻度に加え、お惣菜や外食をどのくらい利用したいかも話してみましょう。
「二人とも帰りが遅い日は、買ってきたごはんでも大丈夫?普段はどんな夕食にしたいと思っている?」
食事にかけたい時間や予算まで話せると、平日の暮らしを想像しやすくなります。
③「担当する家事は、どこからどこまで?」
例えば、毎日の食事を用意するには、次のような作業があります。
- 冷蔵庫の中を確認し、献立を考える
- 必要な食材を買う
- 調理し、食卓を整える
- 食器や調理器具を洗い、片付ける
「料理を担当する」とき、このうちどこまでを引き受けるイメージなのか、確かめておきたいですね。
「料理をする日は、献立と買い物も含めて担当する?片付けは別に分けたほうがやりやすいかな?」
一連の作業をまとめて担当する方法も、工程ごとに分ける方法もあります。気づく・考える・準備する負担も含めて、二人に合う形を探しましょう。
④「掃除や片付けで、大切にしたいことは?」
洗濯のタイミング、掃除の頻度、食器を片付ける時間など、心地よく感じる暮らし方は人それぞれです。
「ちゃんとやってほしい」だけでは伝わりにくいので、自分が気になる場面を一つ挙げてみてください。
「私は、寝る前に流しを片付けておけると気持ちが楽なんだ。家でくつろぐために、大切にしたいことはある?」
希望が違うときは、仕事の日と休日でやり方を変えるなど、続けられる方法を相談しましょう。
⑤「忙しい日や、できない日はどうする?」
残業が続く日や、体調がすぐれない日もあります。担当を決めるときには、予定どおりにできない日の対応も話しておきましょう。
「忙しい週は、夕食を買って帰る日をつくる?洗濯や掃除も、その週にできる範囲で相談し直したいな」
担当を一時的に交代する、家事の頻度や手間を減らす、予算に合う家事代行サービスなどを検討する。二人とも余裕がないときの選択肢も考えておきましょう。
そのときも、調整や手配をいつも同じ人に任せきりにしないことが大切です。
共働きの家事分担は、負担の全体で考えよう
担当する家事の数を同じにしても、かかる時間や負担まで同じになるとは限りません。
毎日の食事づくりと週末の買い物では、頻度や段取りが違います。分担を考えるときは、次の点も一緒に見てみましょう。
- 仕事と通勤:帰宅時間や、家で過ごせる時間はどのくらいか
- 家事の頻度:毎日必要か、休日にまとめられるか
- 準備や管理:在庫確認や買い足し、予定の調整は誰がするか
- 休息:どちらにも、無理なく休める時間があるか
得意・不得意も、働き方も人それぞれです。二人が納得できて、どちらも休める分担を目指したいですね。
転勤や勤務時間の変更、子育てなどで暮らしが変わったときには、分担も見直していきましょう。
話したことを、具体的な行動につなげられるか
仲人として私が大切にしたいのは、二人で暮らしを考え、話したことを行動につなげようとしているかです。
苦手な家事があっても、「これは自分で覚えたい」「この担当なら続けられそう」と考えを出し合えると、暮らしの相談が進みます。
例えば「洗濯を覚えたい」なら、今の生活で、洗う・干す・しまうところまで自分でやってみる。そんな小さな行動も、結婚後の分担を考える材料になります。
お互いに確かめたい3つのこと
- 自分の希望を伝え、相手の希望も聞いているか
- 「協力する」の中身を考え、自分にできることから始めているか
- 負担が偏ったときに、相談し直せそうか
「何とかなるよ」で話が止まってしまうなら、「例えば、二人とも帰宅が遅い日はどうしよう?」と、一つの場面に絞って聞いてみてください。
困っていることを伝えても話し合いが進まず、不安が残る場合は、担当仲人に相談してみましょう。自分が希望していることや、確認したいことを整理するところから始められます。
結婚前の家事分担について、よくある質問
Q.実家暮らしの相手とは、何を確認すればよいですか?
普段、家族の中でどんな家事を担当しているかを聞いてみましょう。経験が少ない場合は、これから覚えたいことや、今の生活で始められることも共有してみてください。結婚後に引き受ける意思と、そのための行動を一緒に確かめていきましょう。
Q.料理が苦手なのですが、どう伝えればよいですか?
「料理はまだ得意ではないけれど、洗濯と掃除は普段からしている」「簡単な料理から覚えたい」など、今できることと今後の考えを一緒に伝えてみてください。お相手が望む食生活も聞きながら、分担を相談しましょう。
Q.結婚前に、すべての担当を決める必要がありますか?
すべてを細かく決めておく必要はありません。平日の食事や忙しい日の対応など、負担が大きくなりそうなことは先に話し、細部は実際の暮らしに合わせて調整しましょう。「暮らし始めて1か月ほどで振り返る」など、見直す時期も相談しておくとよいですね。
まずは「仕事の日の夕食」から話してみませんか
結婚前の家事分担は、今の暮らしを知り、具体的な一日を想像することで話しやすくなります。
担当する作業、準備や片付け、心地よい頻度、忙しい日の対応。少しずつ言葉にして、二人で続けられる形を考えていきましょう。
次に会うときは、「仕事から帰ったあとの夕食、どんなふうにしたい?」と聞いてみませんか。ご自身の希望も一つ添えて、お相手の考えに耳を傾けてみてくださいね。
結婚後の暮らし、
どこまで聞けばいいか迷ったら
クライム結婚相談所では、婚活の進め方や、交際中のコミュニケーションについてご相談いただけます。
家事や働き方の希望を、どう伝えたらよいかわからない。そんなときは、大切にしたい暮らしと、お相手に確認したいことを一緒に整理してみませんか。

