婚活の悩み|結婚後の住まい
「住みたい理由」を、二人で話してみよう。
結婚後に住む場所が決まらないときは、希望する地名と、その場所で大切にしたいことを分けて話してみましょう。二人の通勤・住居費・家族との距離を同じ条件で比べると、相談するポイントを整理できます。
こんにちは。広島のクライム結婚相談所の倉益(くらます)です。
「私は職場に通いやすい場所がいい。でも、相手は実家の近くを希望している」
「結婚したい気持ちはあるのに、どこに住むかが決まらない…」
住まいの話が進まないと、「生活の価値観が合わないのかな」と不安になることもありますよね。
住む場所は、毎日の仕事や休息に関わる大切なことです。まずはお互いが何を守りたいと思っているのかを聞き、そのうえで候補を比べていきましょう。
希望が違ったら、「なぜそこがいいのか」を聞く
「広島市内に住みたい」「今の職場の近くがいい」「実家へ行きやすい場所が安心」。希望するエリアには、それぞれ理由があります。
例えば「職場の近くがいい」という希望の背景には、「今の仕事を続けたい」「帰宅後に休む時間を確保したい」という思いがあるかもしれません。
その理由がわかると、駅や道路へのアクセスなど、別の条件から候補を探せる場合もあります。
理由を聞くときの会話例
「そのエリアに住みたいと思うのは、どんなところがいいから?私は、今の仕事を続けられる通勤時間を大切にしたいと思っているよ」
自分の希望も、「どうしても大切にしたいこと」と「できればかなえたいこと」に分けてみましょう。
「この駅の近くがいい」と思っていても、本当に譲れないのは「乗り換えが少ないこと」かもしれません。希望を具体的にすると、相談できる余地も見えてきます。
住む場所を比べるときは、二人の負担を並べよう
候補のエリアが出てきたら、同じ項目で比べてみましょう。片方にとって便利かどうかに加え、二人が暮らす一日を想像することが大切です。
通勤は、玄関から職場までの時間で考える
地図上の中間地点でも、二人の通勤時間や負担が同じになるとは限りません。
駅まで歩く時間、乗り換え、車の混雑、駐車場から職場までの移動も含めて確認しましょう。早番・遅番・夜勤がある場合は、実際に利用する時間帯の交通手段も確かめておきたいですね。
通勤時間の長さだけでなく、帰宅後に家事や休息の時間を取れるかまで話せると、暮らしが具体的になります。
住居費は、毎月の支出をまとめて比べる
家賃に加え、管理費・共益費、駐車場代、自己負担の交通費など、必要な費用を書き出してみましょう。車を使う二人なら、必要な駐車台数も確認します。
引っ越しや家具・家電にかかる初期費用は、毎月の支出と分けて整理すると比較しやすくなります。
実家との距離は、お互いの希望を確かめる
家族に会いに行く頻度や、同居・近居への考えも共有しましょう。「近くに住みたい」が、同じ家で暮らすことを意味するとは限りません。
将来、家族の支援を頼りたいと考えている場合は、頼める内容や家族本人の意向も確認が必要です。どちらの実家についても、同じように話しておきたいですね。
| 比較項目 | 候補A | 候補B |
|---|---|---|
| 通勤時間 | 自分:__分 相手:__分 | 自分:__分 相手:__分 |
| 住居費 | 月__円 | 月__円 |
| 実家への移動 | 自分:__分 相手:__分 | 自分:__分 相手:__分 |
| 買い物・移動 | 買い物:__ 交通:__ | 買い物:__ 交通:__ |
| 気がかり | 自分:__ 相手:__ | 自分:__ 相手:__ |
候補を二つほど選び、二人で書き出してみてください。数字が小さい場所が、必ず二人に合うとは限りません。「この通勤なら続けられそうか」「どちらにも休む時間があるか」も一緒に確かめましょう。
今決めることと、将来見直すことを分ける
住む場所の相談には、「結婚して最初にどこで暮らすか」と「将来どこを生活の拠点にしたいか」という、二つの話が含まれることがあります。
「いつか地元に戻りたい」という希望があるなら、時期や理由を聞いてみましょう。すぐに引っ越したいのか、将来の選択肢として残しておきたいのかで、今話し合う内容も変わります。
分けて整理したいこと
- 今、確認したいこと:結婚後も続けたい仕事、暮らす地域、同居への意向、通勤や住居費の許容範囲。
- 将来、見直すきっかけ:転勤、勤務時間の変更、家族の状況の変化など。
ただし、結婚の前提になる大切な希望を、「そのとき考えよう」で曖昧にしておくのは避けたいところです。
「今はこう考えている」「この点はまだ決められない」と伝え合い、再び相談する時期も決めておきましょう。
住まいの話は、交際の段階に合わせて少しずつ
交際の初期は、今の暮らしを知るところから
最初から物件や費用の細部まで決めようとせず、普段の通勤や休日の過ごし方を聞いてみましょう。
「今は通勤にどのくらいかかっていますか?私は、帰ってから少しゆっくりできる時間があるとうれしくて」
真剣交際に進むことを考え始めたら、結婚後に暮らしたい地域や、今の仕事を続けたいかなど、大きな希望も共有していきましょう。
結婚を具体的に考えたら、候補を一緒に比べる
二人の希望がわかってきたら、候補エリアと予算を出し合ってみてください。実際に街を歩き、駅や買い物先までの移動を確かめる時間も、暮らしを考える材料になります。
「お互いの通勤と毎月の支出を並べて、二つくらい候補を比べてみない?私は、この条件なら今の仕事を続けやすそうだと思っているよ」
希望が違うときは、理由と相談したいことを添える
「そこは無理」「そっちが引っ越して」と結論を急ぐ前に、自分が困る点を具体的に伝えてみましょう。
「その場所がいい理由はわかったよ。私は帰宅が遅くなるのが気になっているから、平日の通勤時間を一緒に確認して、ほかの候補も考えたいな」
相手の希望を受け止めることと、自分が無理を引き受けることは別です。二人とも希望を出せる話し合いにしていきたいですね。
話し合っても決まらないときに、確かめたいこと
仲人として私が大切にしたいのは、二人とも自分の希望を伝え、相手の負担も考えようとしているかです。
候補がまとまらないときは、いったんお互いの譲れない条件を書き出し、同時にかなえられる案があるかを確認してみてください。
働きたい地域や家族との暮らし方がどうしても折り合わないなら、結婚後の生活に関わる大きな違いとして考える必要があります。どちらかの転職や引っ越しを、当然の前提にはしないでおきましょう。
結婚相談所で活動中なら、担当仲人にも相談してください。希望と気がかりを整理し、次に何を確認するかを考えるところから始められます。
結婚後に住む場所について、よくある質問
Q.住む場所は、いつまでに決めればよいですか?
一律の期限はありません。ただ、暮らしたい地域や同居の意向など、大きな希望の違いは早めに確認しておきたいですね。具体的な物件の決定時期は、二人の結婚・引っ越しの予定に合わせて相談しましょう。
Q.相手に持ち家があれば、そこに住むべきですか?
持ち家がある場合も、二人が暮らす前提で、通勤、間取り、費用、家族との同居の有無などを確認しましょう。相手の家に住むことを当たり前にせず、お互いが納得できるかを話すことが大切です。
Q.住みたい場所が違うと、結婚は難しいですか?
希望する地名が違うだけで、すぐに結論を出す必要はありません。理由を聞き、別の候補で大切な条件を満たせるかを相談してみましょう。働く地域や同居などの前提が折り合わない場合は、今後の暮らし方そのものを考える必要があります。
まずは「どうして、そこに住みたい?」から
結婚後に住む場所が決まらないときは、希望の背景を聞き、二人の通勤・住居費・家族との距離を並べてみましょう。
次に話すときは、「私はこんな暮らしを大切にしたい。あなたはどう?」と、ご自身の希望も添えて聞いてみてください。地名の話から、二人の毎日を考える話へ進めていけるといいですね。
結婚後の住まいや働き方、一人で悩んでいませんか?
クライム結婚相談所では、婚活の進め方や、交際中のコミュニケーションについてご相談いただけます。
お相手に希望をどう伝えるか迷っている方も、大切にしたい暮らしと、確認したいことを一緒に整理してみませんか。


